【小学生の夜尿症】合宿や友達とのお泊りはどう対応した?体験談

家族、子供

 

 なかなか治らない夜のお漏らし = 夜尿症
 我が家の娘はなかなかおねしょが治らず、長い間悩みの種でした。
 おねしょだけではなく昼間のお漏らしも多かったので、トイレ関係には本当に苦労しました。
 そこで今回は、長いお付き合いとなった娘のおねしょについて、我が家の体験談をお話します。
 

無理やりオムツを外して後悔・・・焦る必要なし!

 みなさんは夜のオムツ外しはいつ頃行いましたか?

 うちの娘は、完璧に夜のオムツを外したのは小学校3年生くらいだった気がします。
 ただ、おねしょが完全に収まったから外したという訳ではなく、おねしょしない日も増えてきたしそろそろ外してみようかという感じでした。
 

小学生になってもオムツなんて・・・早く外さなきゃ! と焦っていました。

 なので、おねしょしてしまって朝からパジャマと下着、シーツを洗って娘にシャワー浴びさせて・・・なんて日も結構ありました。
 時間にも追われ、気持ち的にもストレスが溜まり、学校に送り出す前にドッと疲れていました。

 今思い返すと、娘の自尊心を傷つけてしまう発言をしていたかもしれません・・・反省です。
 おねしょは自分の意志ではどうしようもなく、娘が悪いわけではないと頭でわかっていてもイライラしてしまうんですよね。

 今現在、お子さんのおねしょで悩んでいる方、無理にオムツを外して親子でストレスを感じるよりも、自然に外れるまでオムツに頼ることをお勧めします。

ただ、お子さんの夜尿症について何か不安がある方は、一人で悩まず小児科などに相談なさってくださいね。

迫りくる合宿・・・どう乗り切った?

 自然に外れるまで焦らずに・・・と言いましたが、小学校高学年にもなればそうも言っていられないイベントがやってきます。

 それは・・・

    『 宿 泊 学 習 』 すなわち 『 合 宿 』 

 娘の学校の場合、5年生で1泊2日、6年生で2泊3日の合宿がありました。
 また、友達同士でのお泊り会も5年生で初めて経験しました。

では、それぞれどうやって乗り切ってきたかご紹介します!

  • 1泊2日の合宿(5年時・学校行事)
      
     これが初めてのお泊り体験だったので、本当に心配しました。
     対応としては、まず学校から配布された合宿での心配事を記入する用紙(アレルギーとか服薬か)に、夜尿症についても記入する欄があったので、そこにたまに夜失敗することがある旨を記載しました。
     
     さらに連絡帳にも記載して担任の先生に念押しでお願いしました。
     お願いした内容は、夜中(12時くらい)に一度起こしてトイレに行かせてほしいということ。 
     合宿にオムツを持っていくのを娘が嫌がったので、おねしょをしないために夜中に一度トイレに行けば朝まで大丈夫かなと思ったからです。
     
     あとは、夜に生理用ナプキンを当てて寝るように言いました。ナプキンなら荷物にはならないし、少しくらいなら吸水もできます。寝る前のトイレのときにこっそり付けて、朝一のトイレでこっそり脱げば周りにもバレません。
     
     結局、夜中に一度トイレに行ったことによりおねしょはせずに過ごせたようです。

  • 2泊3日の合宿(6年時・学校行事)
     
     6年生になると、事前配布の用紙に夜尿症のことを書くのは娘が嫌がったので書きませんでした。5年生の時に比べおねしょの頻度は減ったとはいえ、まだまだ油断はできなったので心配でしたが、娘の意志を尊重することに。
     
     この時は、生理用ナプキンに加えて、使い捨ての防水シーツを持っていきました。
     夜中に一度起きてトイレに行けないため、本当に寝る直前にトイレに行くように言いました。
     
     防水シーツはベッドに入ってカーテンを閉めてからこっそり敷き、朝も起きたらすぐに取ってカバンに詰め込んでしまえばわからないです。娘も周りにはバレなかったみたいです。

     この合宿でも、結局おねしょすることなく無事に過ごせたようですが、ちゃんと準備をしていたことにより娘は安心できたそうです。

  • 友達とのお泊り会(友達宅)

 初めてお友達とお泊り会をしたのは5年生の夏休み。お友達のおうちででした。
   
 合宿と違い、防水シーツを敷くのは無理な上に、よそのおうちの布団を汚さないかとても心配でした。とりあえず最低限の策として生理用ナプキンだけはつけるように言いました。
 こっそりトイレにナプキンを持ち込むのは大変だったようですが笑。
   
 朝は娘は早起きなので、みんなが起きる前にトイレに行けて普通に外せたみたいです。
 お泊り会で夜遅くまで起きて朝も早かったので、睡眠時間が短かったためかおねしょも大丈夫だったみたいです。

  • 友達とのお泊り会(自宅)

 自宅のお泊り会は、ナプキンはつけずに過ごしました。
 夜寝る直前にトイレに行くよう促して、朝は早起きで一番に起きるので失敗してないか確認もできました。
 もし失敗してもお友達にバレないように、娘はベッドで一人、お友達は二人一緒のお布団で寝てもらいました。そうすればもし失敗してもお友達に被害が及ぶことはありません。

ちなみにですが・・・家族でホテルに宿泊する際も使い捨ての防水シーツを持参して敷いていましたよ!


出来る限りの対策をしてお泊りを楽しもう♪

 
 合宿やお泊り会は、普段は体験できない、とても貴重な行事です。

 本当は楽しみたいのに、おねしょが不安で参加することを躊躇してしまうなんてことがあったら悲しいですよね。お子さんの気持ちが一番優先ですが、親としてはなるべく経験させてあげたいですよね。
 
 幸いにも娘はこれまで何度かお泊りを経験した中で一度もおねしょをしたことはありませんが、出来る限りの対策をして臨んだからこそ、娘も安心して楽しむことができたと思います。

 今回は、おねしょに悩んでいる小学校高学年のお子さんに向けて、我が家の体験談をお話させていただきました。少しでも参考にしていただけたら幸いです!

現在中学生の娘は、今年の夏もお友達とのお泊り計画をたてているみたいです。
ナプキンなどの対策はしませんが、夜に水分取り過ぎず、寝る前にはトイレに行くという最低限のことはするように言い聞かせようと思います。

夏休み、楽しい思い出をたくさん作ってほしいです!

タイトルとURLをコピーしました